Francis Poulenc, Sonata for Flute and Piano

フランシス・プーランク作曲のフルートとピアノのためのソナタです。

Sonata pour Flute et Piano

1.Allegretto malincolico

2.Cantilena

3.Prest giocoso

以前、秋の映像にCantilenaをBGMに使って、とても良い雰囲気でした。今回は自前の写真を映像に使っています。 この曲に初めて出会ったのは、工藤重典さんと藤井一興さんのレコーディングに携わったときでした。 それ以来彼らとプーランクファンになったのは言うまでもありません。

MIDIを作り始めて最初のころからこの曲をやりたくて、スコアを買って(工藤+藤井氏たちが使っていたのと同じものです。)やってみたのですが、当時はピアノの音源がよくなく、また著作権の問題から、いったんは作ったもののしまいこんでありました。 時代は進んで、優秀なピアノ音源が低価格で登場し、またYouTubeでの公開が追い風となって、改めてデータを見直し、作り直しを行ったものがこれです。

さくら横ちょう

桜の季節。 この少し淋しげで妖しげな曲が心に流れています。
映像の写真を撮った主な場所は、神奈川県の西の端、山北で、駅周辺は見事な桜並木となっていてライトアップもされています。

日本人ならこのメロディーがきっと好きなはず・・・ この曲の言葉も好き と思えてなりません。

桜の花が満開になると、妖艶ではかないその美しさから、この世の「無常」を「美」と受け止める心を揺らされるのでしょう。