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再生環境の手直し
記 当サイトはこれまで、クラシック音楽をここに来て気持ちよく聴いて頂けるための工夫を凝らしてきましたが、そのままではMIDIを再生できない環境が増えてまいったことに対応するために、再生させるためのタグなどの見直しを行いました。 これによって、Fire Foxなどのブラウザーにクイックタイムのプラグインでの環境にも対応が可能になったことと思います。 ただし、皆様の環境はまちまちで、すべての環境での試験は困難なため、環境によっては再生が難しかったり、変になったりすることもあるでしょう。
IEでの再生はデフォルトのプレーヤー(おおよそメディアプレーヤー)が利用され、Fire Foxではプラグインを要求され、インストールされるものは概ねクイックタイムになってそれによってMIDIが再生されることでしょう。 もしIEで音がでないなどの状態の場合にはFire Foxなどを利用してみてください。
Fire Foxについては次のアドレスをご参照ください。 http://mozilla.jp/firefox/
余談 MIDIを再生する環境は時代とともに変化していきます。 MIDIは音楽の演奏情報を記したテキストのようなものなので、再生する音色はそれぞれローカルに持っているものを利用します。 Win98〜MEの時代には、YAMAHAのS-YXGシリーズやROLANDのVSCシリーズなど、比較的音質の良いソフトウェアシンセサイザーが利用できて、MIDIも結構良い音で聴けたものでした。 VSCはVistaが登場するまで、メーカー製のPCにバンドルされていることがあって、PCのMIDI再生環境もそこそこでした。 XPの時代になってYAMAHAが脱落し、Vistaの時代になって、今度はVSCもが対応できなくなってしまいました。 残っているMIDI再生デバイスは、ほぼデフォルトで付いてくるGS Wavetable SWシンセサイザーで、これではGMのデータしか再生できなく、音色も限られるために、クラシック音楽を気持ちの良い音で聴くということがほとんどできません。せいぜいオルゴールなど汎用性の高いものでしかMIDIの世界が楽しめない状態に見えます。 Qick timeはその中でもRolandからGS互換の音色を取り込んで、Vistaにも対応できるプラグインとして残ったのですが、このソフトウェアはお行儀が悪く、一度インストールしてしまうと環境を荒らして、元に戻すことが難しくなってしまいます。 また再生される音色もかなり荒っぽく、あまりお勧めできない状態でした。よって当サイトでは極力Quick timeを排除するようにしてきたわけなのですが、いまやこれでしかまともに鳴らない状態になってしまったようで、また、近年のネット上で「音で遊ぶ」をするためにiTuneなどが広く普及し始めて、必須にインストールされるQuick timeが幅を利かせてしまうため、しぶしぶこれに対応することにしたというのが本音です。
Microsoftには、デフォルトで質の高いMIDIシンセを用意することを・・・ MIDIを再生するプラグインのベンダーには、ユーザーが自身で再生環境を簡単に設定できるものをリリースするように強く要望します。
日時 2009年01月30日 12:52 |
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名前:Windy 孤高のMIDIst
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