MIDI CLASSICS TEA ROOM

MIDI CLASSICSの制作のひねもす・・・

■ コンサートホール　イオンについて

Midi Classicsを公開し始めてしばらくして、バリアフリーなページは何かという問いに対して、私なりに答えてみたくてこのコンセプトを立ち上げたのでしたが、音楽をメインにしている、いわゆる「音」が目的のページならば、目がご不自由の方にも楽しんでいただきいという願いが出てきました。
当時はこのサイトのサーバースペースも少なく、また、MIDIを販売してみようという目論見もあって、ギャラリーページではミニウィンドウをポップアップさせてMIDIを演奏させるスタイルをとっていました。（今もメインは変わっていませんが・・・）　視覚的に何かをしてみたくて、画を一緒に見せるスタイルにしたのは、ただMIDIを鳴らすだけではなく、画廊のような雰囲気をかもし出したかったからで、ある程度は成功したやり方だったと感じています。　当時のスペースの少なさと、ネットの環境（とりわけ転送速度の遅さ）から、大きな画像を極力避けて、必要最小限のものを使ったこともミニウィンドウのオープンに肯定的なものでした。
ただ、このやり方は当時のホームページリーダーなどの音声ブラウザーでは再生困難なものでした。　当時の音声ブラウザーはJavascriptが使えなかったのです。　またリンク先が行ったり来たりするのはとてもまずく、音声ブラウザーでは振り回されてしまって利用困難となります。（新しいページで開かせてしまうと、元のページに戻れなくなる、迷子状態になりかねません。）

せっかく音楽をメインコンテンツにしていても、これでは利用が難しいことになってしまっているわけです。
そこで、これを専門に特化させたサイトを実験的に作ったわけで、それが「コンサートホール　イオン」です。
当時ホームページリーダーの体験版をダウンロードしてきて、それを使って何回も何回も目をつぶって聴いてみて、聴きやすいページにする努力をしたものです。
その後は体験版の使用期限が切れて、そこで学んだことをフィードバックすることにとどめていました。（正規版を買う予算が無かった・・・）

幸いなことに、最近のソフトウェアは良くなってきていますし、サーバーのスペースも、通信速度も飛躍的に改善されてきていますので、ここでの経験を本文ページにも反映させられるように考えていきたいと思います。

日時 2009年03月27日 12:55 | 固定リンク |コメント (0)

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