Midi Classics流 BGMの使い方

MIDIはサイズが小さく、ホームページのBGMに利用しやすい音源です。
当サイトのMIDIを上手に使うと、品の良いページを作る手助けをすることができるでしょう。
MIDIの取り付け方にはさまざまな方法があり、その方法は後ほど説明します。
その前に、次のことは是非知っておいてください。
  1. 音楽には著作権があり、利用する場合にはその権利を侵害しないようにする必要がある。
  2. MIDIデータにも著作権があり、利用する場合にはその権利を侵害しないようにする必要がある。
  3. MIDIは再生する装置によって大きく音質(音色)が変わってしまうものである。
  4. MIDIは作者によって、データの仕上げ方が大きく異なるものである。
  5. MIDIは作者によって音量レベルがまちまちで、標準的なものの判断が難しい。
  6. MIDIはタグによって、再生されるデバイスがいろいろと変わってしまう。

音楽をホームページ上で使うあり方の例。

いままで見てきて、音楽を使ったページのあり方は、大体次のようなものに分類できると思います。
  1. 自分の好きな曲をBGMに使いたい。
  2. 自分の好きな曲を紹介したり、その曲に対する思い(私見)を述べたい。あるいは音楽そのものをコンテンツにしている。
  3. 芸術的な美しさを持たせたページでの音楽とのコラボレーション。(画像や言葉、ページデザイン等)
1.の場合、音楽は添え物としての役割を持たせる意味合いが強く、飽きると他の曲に変更する場合が多い。
2.の場合、1回作ったページはほぼ半永久的に固定される場合が多い。
3.の場合、音楽が果たす役割の比重が大きくなる場合がある。

はたして、自分がいったいどのように音楽と関わりたいのか? 考えてみると良いでしょう。

MIDIは善玉?それとも悪玉?

しばらく前にネット上で盛んにMIDIを使ったページを犯罪者呼ばわりする風潮がありました。
まだその余韻が垣間見えるのですが、これは送り手側・受けて側双方ともに誤解があったためだと思います。
上で書いたように、MIDIは再生装置によって音が大きく違ってしまうものです。 つけた自分が良い音だと思っていても、他人のPCでどういう音で出ているかは別の問題が出てきます。 これを充分に理解しないと厄介者扱いにされてしまうことになります。 そして、行き過ぎた風潮は、MIDIを使うすべてのページが悪いページであると言う「決めつけ」まで起こしてしまうことになります。
MIDIの中にはすばらしい音楽がつめられているものがあり、それをBGMに使ったすばらしいページが存在しているのも確かなことです。こうした良いページを参考に音楽を使っていけば、きっとこの世界がもっと素敵なものになるでしょう。

要は、「使う人の感性がすばらしければBGM(MIDI)も生かされるものである。」

これに尽きると思います。

MIDIをホームページに使う場合の注意点

次のような点に注意すれば、あなたのページもきっと品の良いページになるでしょう。
  1. 著作権の問題をクリアーにする。
  2. トップページにいきなり大きな音の出るBGMを流さない。
  3. デザインに似合った品の良い曲を選ぶ。
まず第一に、著作権の問題をクリアーにすることが必要です。そして、本当にそのページに音楽が必要なのかどうか考えてみることです。

次に、トップページで大きな音が出る曲をBGMとしていきなり流さないこと。
音楽が流れるホームページは圧倒的に少なく、無音の状態と言うのが今のこの世界のスタンダードになっています。

これがTVならどうでしょう? 音が出ているものが当たり前なので、番組が始まっていきなり音楽が出るのが当たり前。したがって誰も文句を言わないでしょう。これはTVは音が出るものであると言う前提条件があるからです。
ホームページは音が無いものであるということが今の前提条件になっていることを理解しておく必要があります。

この結果、トップページでは音を出さなかったり、プラグインでコントローラーを表示させて手動で音を出すようにしたり、BGMが流れるページを事前に予告して注意を促したりするといった対策を講じたページを良く見かけます。
(私の場合、コントローラーをクリックしなければ音が出ないような場合、ほぼ100%音を出しません。)

しかし、雰囲気の良いページで、自然に美しい音楽が静かに流れ出せば、逆に新鮮な気分になったり、意外性に驚かされたりすることもあるのは事実で、この場合にはいちいち「音楽が流れます」と言った事前通達はかえって逆効果になる場合もあります。

作り手のセンスがよく、品の良いページに仕上がったものならば、あまりBGMの使用云々にこだわる必要がないのではないかと思います。
Midi Classicsでは、いきなりBGMが流れても雰囲気を損ねないMIDIデータの公開に努めています。

ポピュラーな曲 vs あまり知られていない曲

音楽を流したい場合、知っている曲の方が圧倒的に使いやすいことでしょう。
ただし、誰もが知っている曲の場合、センスが非常に問われることになると思います。

「誰もが知っている曲」と言うのは、じつはとても厄介で、その演奏に対する好みもはっきり出てしまいます。
せっかく良いページを作っても、MIDIの演奏によっては、ある人には素敵に見えても、ある人は居心地が悪くなってしまうと言うことがあり、落とし穴が存在するということに注意しなければなりません。

そこで、あまり有名ではない曲は如何でしょう?
あまり有名ではない曲の中にも、優れた曲がたくさん存在しています。 ただ、たまたま今まで紹介される機会が少なかったために有名になれなかったり、歌曲などの場合翻訳されていなかっただけで紹介されなかったり、さまざまな要因から埋もれてしまっている場合も多いのではないかと思います。

そうした曲の中をじっくりと探してみると、お宝がたくさんあることに気がつくことでしょう。
そうした曲の使用は、あなたの感性の高さをも証明するよいチャンスです。
あなたもぜひ「お宝ゲッター」にチャレンジしてみてください。
2007年4月4日

Tips

●コントローラーを表示させる ●コントローラーを表示させない ●演奏をループさせる ●演奏をループさせない
●アクセスするたびに異なる曲を流す ●アクセスした時間によって異なる曲を流す
●異なる曲の連続再生 ●ページを変えても音を途切れさせない ●MP3を作る

このサイトの上手な使い方

作曲者名や曲名を知っていれば、検索窓に入力してみると速く見つかるでしょう。
音色別にも検索できます。 たとえば「オルゴール」と入れれば、オルゴールの音色を使ったものがサーチされます。
今後は「鼻歌サーチ」が出来るように企画中です。(^^) ドレミで検索できるようにしてみたいと思います。
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