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ハイドン作曲の交響曲 第48番 第一楽章
この曲のサブタイトルに付けられた マリア・テレジア は、アイゼンシュタットのエステルハージ家を訪れた皇帝マリア・テレージアを歓迎するために、お抱え音楽師であったハイドンが御前演奏をして、そのときに演奏されたのがこの曲であったことから愛称としてそう呼ばれるようになったそうです。なので、マリア・テレージアをイメージしてとか、マリア・テレージアのめに作曲されたわけではありません。
非常に快活で、いかにも御前演奏にふさわしい曲と言えますね。
この曲はSC-8850というMIDI音源を使って制作したものですが、作る手順を少し紹介してみます。
まずは、五線紙に楽譜どおりに音符を置いてゆきます。
次に打ち込んだ音符を加工します。
音符の長さを整え、音の強さを調節します。これにはピアノロールが便利。
次にエクスプレッションを使って、音に抑揚を付けます。
テンポを入力して、音楽を生き生きさせます。
基本的にはこれらの作業を根気よくするという行程になります。
この外、ビブラートや残響といった諸々の加工を行って、より自然で「人間らしい」演奏に仕立てていきます。