過ぎにし春 | ![]() |
夜想曲(抒情組曲) | ![]() |
Anitras Dance | MIDI | ![]() |
1/29 1999 | ||
■ グリークの「ペールギュント組曲」より 「アニトラの踊り」 ペールギュントはあまりにも有名なのでかえって聴く機会が少なく感じます。 思えば小学校のときに聴いて以来あまり聴くチャンスがありませんでした。 でも子供心にかなり強く残っています。 素直で美しい曲ばかりなので大人になってからは「何を今更・・・」て感じかも知れません。 でも今こうして振り返ってみると新しい発見があって楽しめました。 この「アニトラの踊り」は、音符を打ち込むのはそう難しくはありませんでした。が、みんなが知っていると言うことは粗が目立ちやすいとも言えます。 アニトラと言うのは、放浪の旅を続けるペールが、アラビアにたどり着いたときに出会ったアラビアの族長の娘だそうで、この曲はペールを誘惑している様子を表しているようです。 ちょっと官能的な感じがします。 その妖艶さを出すために、テンポ・エクスプレッション・ピッチなどをかなりいじってみました。 官能的でエキゾチックな感じが出せたでしょうか? ’98の夏にウルムチで出会った美女たちが思い浮かびます。 |
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Solvejg's Song | MIDI | MP3 | ![]() |
2/14 2002 | |
■ 放浪の旅から帰ったペールが見たものは、年老いても自分をずっと待っていた、ソルヴェイグの歌であった・・・。 糸巻き車を回しながら愛する人の帰りをずっと待つソルヴェイグのなんとも純情で可憐な姿は永遠不滅なものなのかもしれません。 ・・・歌詞付きのページはこちら |
傷ついた心 | ![]() |
8/20 1999 | ||
過ぎにし春 | MP3 | ![]() |
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■ 「二つの悲しき旋律」 「傷ついた心」「過ぎにし春」の2曲からなるこの弦楽曲は、 短めですがとても美しい曲です。 元は1873年から1880年にかけて書かれた、 「ヴェンイェの詩による歌曲集」の中から弦楽合奏に編曲されたものだそうです。 グリークの他の作品の「ペールギュント」に出てくる 「オーゼの死」に音形が良く似ています。 「ソルヴェイグの歌」なども美しくも悲しい曲の代表でしょう。 こうした情感豊かな曲がグリークは得意なのかもしれません。 こんな感じの曲はやはり北欧の作曲家のシベリウスの 「悲しきワルツ」にも通じるものがあり、いつかそちらも打ち込んで、 対比させてみたいとも思います。(だけど、このサイトが悲しい曲だらけになりそう?) 1曲めの「傷ついた心」は原題の直訳では「傷ついたもの」で、 一人の人間の魂を指すと思われます。この傷はかなり深そうですね・・・。 2曲目の「過ぎにし春」は、タイトルからして意味深なのですが、 この「春」とは、おそらく四季の「春」ではなく、人生の「春」なのではないかと思えます。 過ぎ去ってしまった青春の日々を思い浮かべているのかもしれません。 もう帰らないあの時間を、過ぎ去ってしまった「春」になぞれえて奏でられているようです。 なんだかせつなくなってきますが、やるせない強い思いが込められています。 きっと青春時代に思い残したことがたくさんあるのでしょう・・・ |
アリエッタ (Arietta) Op.12, No.1 | MIDI | MP3 | 9/8 2010 | ||
春に寄す Op.43 No.6 | MIDI | MP3 | 8/11 2020 | ||
夜想曲 (Notturno) Op.54, No.4 | PLAY | MIDI | MP3 | 1/15 2011 | |
■ グリーグが思いつくままに書きとめた小さなピアノ作品集。 |
夜想曲 | PLAY | MIDI | MP3 | ![]() |
2/16 2011 |
グリーグのピアノ作品集「抒情小曲集」の第5集よりオーケストラ編曲されたものが、この「抒情組曲です。 グリーグ自身によりオーケストラアレンジが行われ、ピアノ版とともに広く親しまれています。 上のピアノ版を作っていて、ついついオーケストラ版もやってみたくなりました。 いろいろなことを全て忘れて、夜鳥とともに峰々の高みまで飛び上がって、山の向こうの景色を覗いてみたくなってMIDIを作った次第です。 2ポートデータで作っているものから1ポートに入れ込んでいます。 なるべくSC-8850でお聴きいただければ幸いです。 |
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