Mars, the Bringer of War |
MP3 | MIDI | ![]() |
7/20 2006 |
Venus, the Bringer of Peace |
MP3 | MIDI | ![]() |
6/10 2000 |
■ ホルストの組曲「惑星」 イギリスの作曲家ホルストの代表的なオーケストラ曲。 太陽系を回る惑星に付けられたギリシャ神話やローマ神話の神々からインスピレーションを得て作曲されたと言われます。 第一曲「火星 戦争をもたらす者」 5拍子のミリタリックなリズムと壮大なオーケストレーションの響きでこの組曲にどんどん引き込んでしまう魔力的な曲ですね。 2006年の夏を迎えて、久々にオーケストラ曲を、この季節に合いそうな涼しくなるような(?)曲をと、これをやってみることにしましたが、いやはや大変ですね!?(笑) まず音符数が多い。 譜面はハ調で書かれていて一見作りやすそうに見えるのですが、捩れるような半音階のうねりを正確に打たないと、(一つでも音を間違えると)とんでもない響きになってしまいます。 そして楽器編成の大きさからこれを16チャンネルに納めるのが至難の業に近く、うまく作っても音源によっては再生困難になりやすい、いやはやMIDI作者泣かせであります。 ホルストは大きな音が好きだったのでしょうか? フォルテが4つも並んでしまいます。 いつものヴェロシティーでは大きすぎるので、フォルテをメゾピアノくらいに作る必要があります。 と言うわけで苦心作 お聴きください。(2006/7/20) ※MP3は期間限定公開です。 第二曲の「ヴィーナス(金星)」 とても美しい曲です。 副題にもあるとおりに、いかにも「平和の使者」って感じの曲想です。 金星は地球よりも太陽に近いところにあるので、地球から見えるのは夕方か明け方に限られてしまいますが、燦然と輝く姿を見ると、何か心をその輝きで照らされる気がします。望遠鏡で見るとまん丸ではなく、いつもかけているように見えます。地球に一番近い惑星が「平和の使者」である事に胸をなでおろしましょう!(笑) この「ヴィーナス」・・・ローマ神話での名前ですが、ギリシャ神話では「アフロディーテ」と言う事になってます。ただ、こちらは美しいけれども、男どもをその美しさで誘惑して、災いをもたらす「小悪魔」的な存在です。 こうしたゆっくり目の曲はエクスプレッションによる抑揚をうまく付ける必要があります。 美しさを出すために楽器間のバランスにも十分に注意が必要ですね。(2006/7/16更新) |
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