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ソロード(Saroud)
神の時代・・・ブラマー神は、娘にシタール、息子にソロードを与え、音楽を伝授したと言われている。
一般的に、シタールは女性的であり、ソロードは男性的な楽器であると言われる由縁である。
楽器はサンダルウッドの木をくりぬき作られており、山羊の皮が張られている。
弦はメインが6本、サイド2本、共鳴弦15本。 左手の指の爪で弦を押さえて音程を決めるため、調和する音を出すことが極めて難しい楽器である。 |
ジョル タラン(Jal Tarang)
21個の大小のお椀を並べ、水で音階の調整をする楽器で、涼しげな音色。 クリシュナ神が考案した楽器とされる。楽器名の意味は、海の波の音。または、はねかえる水の音。
中国では古くからこの楽器の演奏が行われていたが、お椀には水を入れない。
ネパールでは、モハン氏の師匠であるガネス・ラル・シレスタ氏が水の一滴で調音する方法を生み出し、
モハン氏に伝授。調音の難しい楽器である。 |
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一滴の水によって調律を整える珍しい楽器「ジョル・タラン」
曲によって水の量を調節して音階を変える。 |
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エスラージ
インドの偉大な詩人ラビンドラナート・タゴールが創りあげた音楽の世界において伴奏楽器として多用され、その独特な音色は世界的に有名になった。胴体の部分は木をくり抜いたもので作られていて、山羊の皮が張られている。弦は19本あるが、主に弓で弾く弦は4本で、他の弦は共鳴弦として使われる。メインの弦を弾いた時に共鳴しあい、豊かな音色を作っている。 この楽器は民謡の伴奏を行う他、単独でも古典音楽RAGAを演奏することがある。 |
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