Mohan Prasahad Joshi ネパール古典音楽家オフィシャルサイト
演奏会公演記録

2007年8月2〜16日 来日公演

初めての日本訪問でした。 日本の見聞を楽しむとともに、千葉県銚子市にてエスニックムーンコンサートを公演。 ネパールの古典音楽を銚子市のみなさんに初めて聴いていただきました。 ネパールには無い海を満喫。 仏教寺院にも立ち寄り、日本の古い文化にも触れました。



イラスト : 高橋道恵
ソロード ジョルタラン
モハン・プラサード・ジョシ
エスラージ&
チベッタンベル
チヒロ・シレスタ

●エスニックムーンコンサート 2007年8月11日 銚子市市民センター・ホール 演奏曲目

□キルバニ (Kirbani) Ganesh Lal Shiresta 作曲(1967年)

「天の声」という意味の落ち着いた曲です。

□ダサインソング マラスリ (Malshri)

ダサインはネパールで一番大きなお祭りです。 「その昔、魔人が魔力で世界の秩序を乱していた。平和を取り戻すために女神バガバティ(Bhagabatit)が10日間に渡って戦い続けた・・・」 バガバティの勝利によって平和が訪れたことを祝うお祭りで、そこにはこのマラスリが欠かせない。

□宵待草 多 忠亮作曲

銚子に縁の有る竹久夢二の詩に多 忠亮が曲をつけた日本の名曲「宵待草」をモハンさんが気に入り、ソロードで演奏することになりました。 銚子にはこの宵待草の石碑が海鹿島海岸近くにあり、演奏会当日も新月に近かったので、この日に演奏するのはぴったりの曲でした。

□朝の民謡 ドンド パサ ピ (Dada pasa pi) シッディ・ナラシン・マッラ作曲(16世紀)

16世紀ころに作曲されたと言われる、古い民謡です。 これをジョルタラン用にアレンジしたものをお聴きください。

□マンガルドウン (Mangal Dhun)  シッディ・ナラシン・マッラ作曲(16世紀)

結婚式の時や新築・祝い事の場で演奏される、おめでたい時に聴かれる曲です。

□パルメソーリ (Parame Swori) Mohan Prasahad Joshi作曲(1987年)

1987年に作曲した古典音楽で、意味は「英知の神」

□ホーリー祭 (Holi)

2月ころ(冬〜初春にかけて)春の訪れを楽しむお祭り。 アビル(赤い粉)を顔に付け合ったり水をかけっこしたり・・・ 大人も子供も皆で大騒ぎして学校もお休み。 クリシュナの時代に遊び始めたとされる。

□ノルウェーの民謡

モハン氏がノルウェーを旅したときに現地の人から伝授されたメロディーをソロードで演奏。

朝の民謡 ドンド パサ ピ

さー 友よ 目覚めの時が来た
今はブッタへの祈りを捧げる時
人生の真実は尊いものだから
与えられた人生を誠実に生きよう
今は 心を開いて 感じる時
眠けを吹き飛ばそう

沐浴をして 身を清めた ならば
ブッタの悟りを知ることだろう
毎日 続けてゆくのが 何よりも大切
これが人生の教えだから
さー 友よ 時は刻々と 過ぎ去っていく
美しく 清らかなバザンの音色に包まれて
さー 友よ ダルマが心の支えになるように・・・・

モハン氏直筆 日本語訳 : チヒロ・シレスタ
counter counter counter
Top News About music Discography Concert tour Link

Copyright©Ethnic moon 2007 All rights reserved. This page is administered by Windy softmedia service. MIDI CLASSICS