アラベスク 第1番 |
MP3 | ||||||
アラベスク 第2番 |
MP3 | 4/30 2011 | |||||
■ドビュッシー(1862-1918)はフランスの印象派を代表する作曲家で、ピアノ曲などに優れた小品があります。このアラベスクもそのひとつです。
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夢 (ハープ) | MP3 | 10/12 2000 | |||||
夢想 Rêverie (ピアノ) | MP3 | 4/27 2022 | |||||
■夢。 ドビュッシーの素敵なピアノ小品ですね・・・。 このファイルはキルンベルガ-調律のピアノでお聴きいただきます。RolandのSC88PROをお持ちの方には違いが分かることでしょう。 ふんわりとした雰囲気で、まさに夢の中のようですが、調律を変えるとほんのわずかに音が澄んできたりします。 | |||||||
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ベルガマスク組曲 |
全曲のMP3連続演奏 | ||||||
■ドビュッシーの習作時代に作られたピアノ曲集で、古風なテーマを用いながらも、全体に実験的な新しさを持っています。 標題もそれまでの概念とは一線を画しており、自由で形式にとらわれない散文詩的な構成になっています。 それでも前奏曲を除けば「急」「緩」「急」といったテンポ設定は、この部分に関してはどことなくバロック時代のスタイルを踏襲しているとも思えます。 第3曲の「月の光」があまりに有名で、この組曲の他の曲はあまり取り上げられることがないのですが、ドビュッシーの実験的な部分がそうさせているのかもしれません。
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プレリュード |
MP3 | 2/7 2008 | |||||
■ベルガマスク組曲の第一曲目の「プレリュード」 ベルガマスク組曲は全部で4曲なのですが、この前奏曲は、2曲目のメヌエット、3曲目の月の光、4曲目のパスピエの3曲に対するものとして、全体の雰囲気を伝えるオープニングとしての役割があるようです。 ヘ長調の4/4拍子で書かれていますが、自由なスタイルになっています。 |
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メヌエット |
MP3 | 2/5 2008 | |||||
■ベルガマスク組曲より第2曲目の「メヌエット」 伝統的なメヌエットではなく、イ短調 3/4拍子の自由なスタイルをとっています。 |
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月の光 |
MP3 | 3/1 2000 | |||||
■ ドビュッシーの「月の光」 この曲を一度聞いてすっかりドビュッシーのファンになってしまった方も多いかと思います。実はこの私もその一人で、今でも一番好きな曲のひとつです。 ドビュッシーはこの「月の光」という題名の付いた曲をこのピアノ曲の他にも、ヴェルレーヌの詩による新旧2曲の歌曲として作っています。 (うたのページまたは「ドビュッシー・フォーレの歌曲」参照。) 歌曲の場合、言葉による制約からより直接的な表現となるため、ちょっと違った印象になっていますが、このピアノ曲はそうした制約から離れて、甘美で美しい雰囲気が象徴的です。 上のMIDIはピアノ連弾用の譜面をハープに仕立ててみました。オーケストラ編曲版もやってみようかと思っています。 (ピアノ・デュオ版MIDI)
ストリングスバージョンMIDI ◇月の光 ピアノ・ソロバージョン MP3◇ スタインウェイD9 コンサートグランド ◇月の光 ハープ・ソロバージョン MP3◇ |
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◇2010年5月 ハープ新バージョン◇ Kontact player3に付属のVSTi MOTU Symphonic orchestraに付属のDXi ◇ハープ・ソロ 2016年版 MP3◇ |
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月の光 (管弦楽編曲版) |
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SC-8850版 | MP3 | 10/25 2010 | |||||
ソフトウェア音源版 | MP3 | 5/1 2016 | |||||
ソフトウェア音源新アレンジ版 | MP3 | 5/8 2016 | |||||
■ 「月の光」のオーケストラ版です(SC-8850用MIDI)。 編曲は、ドビュッシーの友人の作曲家 アンドレ・カプレ(Andre Caplet 1878〜1925 →外部リンク Wiki 外部リンク→知られざる近代の名匠たち)のものに、Windyが若干手を入れたものです。 オーケストラアレンジは、こうしてMIDIにしてみると、取り分けて珍しいところの無い、非常に安定したものに感じますし、演奏もテンポの取り方以外には難しさは無いことでしょう。 しかし、この独特の雰囲気は、カプレのそれと、元のドビュッシーの素材としての魅力の融合されたものということができるでしょう。 |
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パスピエ |
MP3 | 1/22 2008 | |||||
■ ベルガマスク組曲の第四曲目(最終曲)のパスピエ(Passepied)です。 パスピエとはブルゴーニュ地方の古い舞曲で、本来は3/8拍子、もしくは6/8拍子で作られるそうです。ドビュッシーは4/4拍子でこの曲を作っています。 「前進する足」ということだそうです。 嬰へ短調 |
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ドビュッシー歌曲 |
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ドビュッシーとフォーレの歌曲を、作った時期がわかる年表とともに紹介しています。Enter | |||||||
星の夜 |
MP3 | ||||||
美しき夕べ |
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麦の花 |
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春が来た |
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そよ風 |
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恋人たちの死 |
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木々の影 |
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二つのロマンス |
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ロマンス |
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鐘 |
MP3 | ||||||
三つの歌曲 |
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海は伽藍よりも |
MP3 | ||||||
ステファーヌ・マラルメの三つの歌 |
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ため息 |
MP3 | ||||||
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小組曲ピアノ連弾 |
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EN BATEAU | MIDI | MP3 | |||||
CORTEGE | MIDI | MP3 | |||||
MENUET | MIDI | MP3 | |||||
BALLET | MIDI | MP3 | |||||
ハープ |
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EN BATEAU |
MP3 | ||||||
CORTEGE |
MP3 | 1998 | |||||
MENUET |
MP3 | ||||||
BALLET |
MP3 | ||||||
■ドビュッシーがピアノ連弾用に書いた曲です。次の曲へスキップ「小舟で」「行列」「ムニエ(メヌエット)」「バレエ」の4曲からなるかわいらしい組曲で、ドビュッシーが豊かな少年時代を過ごしたことを感じさせられます。一曲目「小舟で」はいかにも小さな舟に乗っている様子が伝わってきます。途中急に天気が悪くなって不安になりますが、直ぐに日差しが戻ってきます。二曲目「行列」では、作曲者の嬉しさがひしひしと伝わってきます。三曲目「ムニエ」は3拍子のちょっと古風な感じの曲です。四曲目「バレー」は、ちょっとユーモラスな元気の良い曲です。打ち込みながらも思わず身体が踊り出してしまいます。 7/15 En Bateau ファイル更新。 連続再生(ハープ版)
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牧神の午後への前奏曲 |
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牧神の午後への前奏曲 | MP3 | 3/26 2000 | |||||
■ ドビュッシーの名を一躍世に知らしめた名曲です。 1876年に詩人のマラルメが出版した象徴詩に感銘を受けたドビュッシーが1892年、彼が30歳のときに作曲した物だそうです。半獣半人の牧神が夏の午後に眠りからさめ、まどろみの中で美しいニンフ(水の精)たちと戯れ、やがては美の女神(ヴィーナス)までも抱擁し、それがゼウスの怒りをかって、幻想をかき消され、鬱蒼とした草いきれの中に再びまどろみ始めるという内容のものです。次の曲へスキップ 今回のMIDIはSC88PROに合わせて作りましたので、なるべく外部音源を使ってください。それ以外の音源では正しく再生されないことがあります。 (このファイルは他の物より音量が小さめになっています。) ドビュッシーのMIDIを作る。 音符数もそれほど多くない場合が多いので、MIDIの打ち込みは比較的楽なほうです。 ただし、その独特なムードを出すには、テンポやエクスプレッションといった、音楽の抑揚をつかさどるパラメーターを十分に練らなければなりません。 そして、ドビュッシーの独特な和声を再現するための音のとり方にも注意を払う必要があります。 音符は総じて長めですが、レガートが多く、MIDIデータがゴツゴツと角張らないようにするための努力がかなり要ります。 ただし、完成に近づくにつれて、だんだん至福の時間がやってきます。 幸せの雰囲気がベールのようにやってきてそれに包まれながら曲を作るような感じです。 |
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オペラ 「ペレアスとメリザンド」 |
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導入部分 | MP3 | 2004 | |||||
■ ドビュッシーが10年もの歳月をかけて渾身を絞って作ったオペラです。 美しいフランス語の響きがオーケストラが醸し出す、「暗闇」「湿気」「気配」といった雰囲気の中で漂います。 このオペラは、常に音が鳴っている状態で、切れ目がありません。 こうしたことは、他のオペラやバレエにも見られるのですが、ドビュッシーの特徴は、全体を包むムードの流れの中に音楽が存在しているので、特に切り取って、その部分だけで構成できるようなものが見当たりません。 つまりMIDIを作ろうとすると、このオペラを全曲やると言う、とんでもないことに挑む必要が出てきます。 これは実は、このオペラがあまり取り上げられてこないことにもつながっていると思うのです。 音楽はすべて美しいのですが、一つの美しいアリアを持ったオペラの方がポピュラーになりやすいのでしょう。 入り方が難しくて損をしているオペラではないかと思われます。 |
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■演奏をストップする | |||||||
夜想曲 (Nocturne) |
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雲 |
MP3 | 10/24 2002 | |||||
シレーヌ |
MP3 | 9/28 2002 | |||||
■ドビュッシーの管弦楽曲「夜想曲(ノクチュルヌ)」 「牧神の午後への前奏曲」(1892年)で印象派の扉を開いたドビュッシーは、この「夜想曲」でその手法を完成させたと言われています。 それまでの古典的な手法とは違い、形式や構造原理を追求することなく、音色の本来持っている色彩感をより評価する考え方を強めています。 画家がパレットからキャンパスに色を重ねるように、ドビュッシーは五線譜に音符を塗り重ねていっているようです。 ひとつの線に対して様々な色を塗り重ねるように楽器が鳴ります。 楽器群は結構大掛かりで、特に弦楽器群は細かにパート分けされ、シレーヌにはさらに8人ずつのソプラノとメゾソプラノの合唱が付きます。 初演は1900年12月。 シレーヌを除いた2つの楽章がラムルー管弦楽団演奏会で行われ、翌1901年10月27日に3曲の完全な形での演奏が行われました。 第一曲目「雲 (Nuages)」 4分の6拍子 とてもデリケートで不思議な雰囲気の曲です。 4分の6拍子の中にイングリッシュホルンの4分の4拍子が鳴り響きます。 ドビュッシーの言葉から・・・ 「雷雨の時にセーヌ川にたれこめた雲と汽船のサイレン」 第三曲目の「シレーヌ (Sirenes)」 「シレーヌ」とは、海の中に棲む妖精で、美しい歌声で船乗りたちを惑わし、海の中に引きずり込んでしまうというちょっと恐ろしいものです。この曲は、海の美しさ、怖さをとてもよく表現しています。 ドビュッシーの言葉から・・・ 「これは海とその数え切れないリズムである。月の光を映してきらきら輝く波のあいだに、 海の精たちの神秘的な歌声が、笑いながら、永遠の彼方に消えて行くのが聞こえる。」 夜想曲のMIDIを作る。 ドビュッシーは常に新しい「何か」を求めていたに違いなく、この夜想曲では「リズムの揺れ」を実験したように感じられます。 たとえば、「雲」では、全体を包む6/4拍子の流れのなかに、コールアングレの4/4拍子が響き、(実際のMIDI化では、全体を4拍子にして3連音符中心にするか、楽譜どおり6拍子にして、4/4拍子部分の音符を1.5倍するか悩みましたが・・・)、シレーヌでは、2連符と3連符を混在させて、あえて縦の線をぼかしています。 ドビュッシーのキャンバスにはこうした「ぼかし」がたくさんあって、たとえば、ヴェルディまでのころのような縦線できっちりしきられた音楽とはまったく違った方向であることがうかがえます。 こうした試みは同じフランスの作曲家のショーソンなどにも見られるのですが、ドビュッシーのこのグラデーションの美しさは特別であると思います。 |
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■演奏をストップする | |||||||
版画 |
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雨の庭 | MIDI MP3 | 3/18 2018 | |||||
MIDI PLAY | |||||||
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海 -3つの交響的スケッチ |
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海の夜明けから真昼まで | MP3 | 7/21 2008 | |||||
■ ドビュッシーがリリーを捨てて、世間からひどいバッシングを受けているさなかに精魂こめて作ったといわれる、海-3つの交響的スケッチ 作曲が開始されたのは1903年の夏からで、ドビュッシーはそのころ妻リリーの実家であるブルゴーニュ地方に居たので、実際に海を見ながら作曲されたわけではなく、ドビュッシーのイメージの中の光とリズムに素直に従ったものと思われます。 そして、やがて妻リリーを捨ててエンマ・バルダックと駆け落ちしてしまったので、完成は1905年3月5日までかかってしまうことになります。 初演は1905年10月15日。初演時にはこの曲の新しさがあまり理解されずに、一部の楽団員からも拒絶されるなど評判が良くなかったようで、後にドビュッシー自らの指揮による(ドビュッシー自身の初指揮)演奏会で、やっと評判を得るようになったという経緯があります。 海をMIDI化する・・・ この曲は他に似た曲が見つけられないほど独自性が強く、色々な誤解をされやすい曲ともいえるかもしれません。 中国的な音階や不思議な和声が盛り込まれたエキゾチックな魅力があるのでしょう。 海を越えて遠く、アジアに不思議さを求めたのかも知れません。 また、ドビュッシーの他の曲は女性的なものなのに対してこの曲は異例なほど男性的とも言えるでしょう。 ドビュッシーは評論や批判の中にも自分に対して理にかなうものは素直に受け入れるところもあって、「男性的な曲の希望」に対して「いつかこんな曲でも・・・」という思いもあったのかもしれません。 この1曲目のMIDIを作るうえで大変なのは、やはり臨時記号の多さ。そして、例によってパートによる異なった拍子の混合。 使用したスコアはドーバー社のミニチュア版なので、譜面が小さく、臨時記号が時に印刷がつぶれてしまっていて、シャープなのかナチュラルなのか分からないところがあったり、一つの調性のなかでは収まらない音階になったりして、実際に正しい音にするための努力が相当要ります。 そして、これも割り切れないリズムの処理。 ただし、楽器の扱いはかなりナチュラルな感じで、特別な奏法を必要としないことや、編成もそれほど大きすぎないので、難しさはそれほどでもありません。 作っているうちに、音符が本当に海の波や、それに翻弄されるオブジェクトのように見えてきて、その美しさに浸れるとも感じます。 葛飾北斎の冨嶽三十六景「神奈川沖浪裏」とこの曲のかかわりに対するWindyの一考察。 1905年に出版されたスコアの表紙には、葛飾北斎の浮世絵である冨嶽三十六景「神奈川沖浪裏」が使われていて、ドビュッシーがこの画を元にこの曲を作ったのではないか?ということもよく言われます。 これをヒントにしたことを100%否定することは出来ないかもしれませんが、実際にはそれほど深い係わり合いがあるようには思えません。 おそらくドビュッシーはこれを使うことによって、西洋的ではない、新しい感覚が(オリエンタリズムも含めて)この曲の主体であることを一般に知らしめるための(先入観としてなじませるために・・・)道具としてこれを用いたように感じてなりません。 |
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■演奏をストップする | |||||||
映像 |
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水に映る影 |
MP3 | 8/2 2019 | |||||
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シランクス |
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シランクス |
MP3 | 4/10 2001 | |||||
■ フルートソロによる「Syrinx」です。 少し淋しい感じがする曲です。 聞く時の状況でいろいろな情景が浮かんでくることでしょう。
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神聖な舞曲と世俗的な舞曲 |
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神聖な舞曲と世俗的な舞曲 |
MP3 | 4/13 2001 | |||||
■ ハープと弦楽合奏のための「DANCES」。 2つの構成からなり、最初に厳かな舞曲が奏でられ、続いて少し砕けた感じの舞曲に入れ替わります。 オペラ「ペレアスとメリザンド」を仕上げた後に最初に作られた曲で、半音階ハープを開発したプレイエル社の委嘱で1904年に完成。同11月6日 パリにてハープ独奏により初演されたそうです。 今日は私こと、Windyの誕生日です。 21世紀最初の誕生日が13日の金曜日です。 記念にこの曲を作ってみました。(別に意味はありません) |
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■演奏をストップする | |||||||
ピアノ曲集「こどもの領分」 |
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グラドゥス・アド・パルナッスム博士 |
MP3 | 1/12 2003 | |||||
象のこもり歌 |
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人形のセレナード |
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雪が踊っている |
MP3 | ||||||
小さな羊飼い |
MP3 | ||||||
ゴリウォーグのケークウォーク |
MP3 | ||||||
■ 愛娘”シューシュー”(クロード=エンマ)のために作られた素敵な小品集。 ドビュッシーの二番目の妻、エンマはイギリス趣味で、庭も家具などの調度品にもそれらが取り入れられていたそうです。 そうしたことからか、この曲集はすべて英語の表題が付けられていて、また、ピアノを弾く手の形がまるで表題のようで、さながらドビュッシーは、ここで音楽と手の動きの一体化を目指した実験をしているようです。 1曲目 グラドゥス・アド・パルナッスム博士
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■演奏をストップする | |||||||
プレリュード(前奏曲) 第1集 |
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デルフの舞姫たち |
MP3 | 1/20 2001 | |||||
■ 古代ギリシャ都市 デルポイの無言の舞姫たちが、そろりそろりと登場してきます。 | |||||||
音とかほりは夕暮れの大気に漂う |
MP3 | 2/25 2001 | |||||
■ 非常に象徴的な題名のとおりに、淡い、かすかなものの存在を信じる心を試されるような曲です。 | |||||||
雪の上の足跡 |
MP3 | 2/2 2001 | |||||
■ 悲しみの深い曲です。 こんなに悲しい曲だとは作ってみるまで分かりませんでした。 | |||||||
亜麻色の髪の乙女 |
MP3 | 12/7 1999 | |||||
■ ルコント・ド・リールのスコットランドの詩よりイメージされて作られたとされています。そのため5音音階を使用していると言うことで、このような感じの曲になったようです。 今回はパンフルートとハープの演奏でお楽しみください。打ち込んでいて、目の透き通ったかわいらしいお嬢さんを想像しました。 ところで「亜麻色」っていったいどんな色なんだろう? | |||||||
沈める寺院 |
MP3 | 1/17 2001 | |||||
シンセヴァージョン | |||||||
■非常に幻想的な曲です。 ブルターニュの古い伝説に「海に沈んでしまった町が海の底から浮かび上がり、寺院の鐘が鳴り、僧侶達の歌声が聞こえる・・・そしてまた静かに海の底に沈んでゆく」と言うものがあり、この曲はこの情景を現しています。 | |||||||
■演奏をストップする | |||||||
六つの古代エピグラフ(碑銘) |
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Piano 全曲演奏 | |||||||
夏の風の神、パンに祈るための |
MP3 | 12/20 2003 | |||||
無名の墓のための |
MP3 | 12/21 2003 | |||||
しあわせな夜のための |
MP3 | 12/22 2003 | |||||
クロタルにあわせて踊る舞姫のための |
MP3 | 12/23 2003 | |||||
エジプトの女のための |
MP3 | 12/24 2003 | |||||
朝の雨に感謝するための |
MP3 | 12/24 2003 | |||||
連続再生 | |||||||
■ 1900年にピエール・ルイス詩の「ビリティスの歌」(歌曲とは別の・・・)の付随音楽として、フルート2、ハープ2とチェレステのために作曲されたものを元に、1915年にピアノデュオ用にアレンジされたものが出されました。 それがこの「六つの古代エピグラフ」です。 斬新な発想を持つこの曲は古代文明への瞑想とともに人間の本質的なものに触れようとしているようです。 MIDIを作っていて今回は久々に楽しい思いをしました。 もちろん作ることは大変なのですが、一つ一つは短く、しかもきわめて簡潔で音符数も少ないので、打ち込みはさほど苦労させられません。 臨時記号もそれなりに大変なのですが、ある調性の中での転調といったものではなく、もともとが無調性に近いので、こねくり回した感じはしません。 ただ、シンプルな分、空間をいかに感じることができるかが勝負で、独特のリズム、メロディーを飲み込む努力が非常に要ります。 こうした音符数の少なさは、さながら古代遺跡に似て、その少ない情報量からイメージすることの楽しさ、難しさを知らされます。 神話の世界を歩く感じがしてきたりもします。 |
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■演奏をストップする | |||||||
フルート、ヴィオラ、ハープのためのソナタ |
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Pastorale |
MP3 | 4/16 2002 | |||||
Interlude |
MP3 | 4/22 2002 | |||||
Final |
MP3 | 5/2 2002 | |||||
■ ドビュッシーの晩年近く(1915年)に作曲された室内楽の名作です。 フルートとヴィオラ、ハープによる絶妙なバランスだと感じます。 「Pastorale」「Interlude」「Final」の3曲から構成されていますが、続けて聞いても良いし、一曲のみ聞いてみてもそれぞれ美しい曲です。 一曲目の「Pastorale」は名前の意味するとおり、田舎風の曲想でやさしく穏やかで、いろいろな景色が浮かびそうです。 二曲目の「Interlude」はドビュッシーのお茶目な風刺心が見えて楽しい曲です。 都会の喧騒と、普及し始めた鉄道、自動車、飛行機などの乗り物を感じます。 無類の新し物好きであっただろうドビュッシーが、当時流行始めた世界に目を向けたであろうと思えるのは容易なことでしょう。 ただ、なんとなく暗い影があるのは、勃発してしまった第一次世界大戦への不安なのかもしれません。 三曲目の「Final」はやはり鉄道での旅を思わせてくれます。 子供のころ鉄道での旅が楽しかった思い出があります。 そこにはレールのつなぎ目を踏む車輪の音が心地よいリズムになっていたり、汽車の警笛の音が妙に嬉しかったりしました。 そういう懐かしさをこの曲から感じます。 文明が作り出す新しいリズムに、ドビュッシーは素直だったのでしょう。 ドビュッシーの生きた最後の年、1918年は第一次世界大戦の最後の年でもあります。 しかし、ドビュッシーは3月に他界したので、終戦を知らずにこの世を去ったことになります。 3曲の連続再生 |
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