MIDIでオペラ
2021.11.18
MIDIでオペラを作るのはかなり冒険です。
言葉のあるもの、歌曲やオペラは、その表現が直接的であり、テンポもかなり柔軟なために、作成が非常に困難なものとなります。
しかし、実際に作って経験すると、クラシック音楽に求められる抑揚などの表現力を鍛えることもできてきます。

そんなわけで、時としてオペラをしてみるわけなのですが、なぜか蝶々さんを手直ししたくなり、直近でうんうん言いながら仕上げなおしておりました。



蝶々夫人 第2幕第1場はじめ~「ある晴れた日に」

実際にはアリアの部分がかなり有名なのですが、楽譜を見ていて、第二幕の初めから何となく入れなければならないような感じがして、苦労をするだろうけれど、それを作ってみることにしたのが今回お聴きいただくものです。

非常に情感豊かな内容で、心から吐き出される情熱というものを強く感じる内容でした。

しかし、やはり可笑しく感じられるのは「鈴木さん」の名前で、そもそもその頃は苗字ではなくて、名前で呼んでいただろうというのが日本人としては自然だろうと思うことです。

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