スキタイ組曲
プロコフィエフ作曲のバレエ音楽・スキタイ組曲「アラとロリー」から、敵の神と邪悪な精の踊り(フランス語の題には「敵の神と夜の精の踊り」とありますが)。
もともとはバレエ音楽として作曲されたらしいのですが、結局舞台にはならずに、痺れをきらせたプロコフィエフによって、組曲版「アラとロリー」として世に出されたものだそうです。
このように速い曲の場合、飛び回る音符に発音が付いていけなくことが多く、特にソフトウェア音源ではかなり難しくなります。
今回はSC8850のみでの手直しになりましたが、それでもかなり厳しいところが多い曲ではあります。
全体の楽器の配置とバランスを修正して、特に太鼓の音を修正して聴きやすくしました。



プロコフィエフ 敵の神と邪悪な精の踊り
フィガロの結婚 序曲
MIDIデータを作り始めて間もない頃の古い作品ですが、手直しをしてそれなりに聞けるようになったかと思いますので、MP3ともども更新しました。
新春に一番の派手で明るい曲です。



モーツァルト 歌劇「フィガロの結婚」序曲
モーツァルトの交響曲 第40番 KV.550
思えば、この交響曲をMIDIで作ったのは2003年のことで、20周年と言うこともあり、リニューアルしてMP3化しました。
まだ細かいところに手直ししたいところがありますが、2022年中にできるところまでとなっています。


モーツァルトの交響曲 第40番 KV.550 第一楽章 8分45秒
モーツァルトの交響曲 第40番 KV.550 第二楽章 15分52秒
モーツァルトの交響曲 第40番 KV.550 第三楽章 5分58秒
モーツァルトの交響曲 第40番 KV.550 第四楽章 8分39秒

音源はSC-8850です。MIDIデータも公開しますので、音源をお持ちであれば同じ音が出るはずです。

気がつけば、交響曲の全曲をやり遂げたのは、実はこの曲だけなのでした。
Adagietto
マーラー作曲の交響曲第五番から第4楽章のアダージェット
ずいぶん前に作成したものなのですが、一部ソフトウェア音源を使ってリニューアルしました。


Mahler, Symphonie No.5 4 Adagietto
新作&リニューアル
何曲か春らしい、小さな曲をしました。



メンデルスゾーン 春の歌
ピアノの小品です。「無言歌集」より作品62の6。
オルゴールで作っておいたものをピアノで仕立て直しました。 2022年4月25日作成 <オルゴール版>

ドヴォルザーク ユーモレスク (ヴァイオリン・ピアノ)
こちらは歌曲のスコアからなので短縮版ですが、ヴァイオリンとピアノで演奏させてみました。
ヴァイオリンは、伸ばす音と短く切る音でレスポンスが違うので、三つのトラックに分けて配置して作っています。 2022年4月22日作成 <オルゴール版>

ドビュッシー 夢想 Rêverie
こちらも旧作からの手直しですが、ピアノにやっと仕上げられたものです。
ソフトウェア音源で良いものが登場する前までは、ピアノの演奏がかなりしょぼい音でしたので、今頃になってという感想ではありますが。 2022年4月27日作成

デンツァ フニクリ-フニクラ
非常にポピュラーな曲なので、著作権がまだ保護期間中とばかり思っていましたが、作曲者は没後100年程度は経っている模様なので、作ることにしました。
イタリアの火山の登山電車のコマーシャルソングで、史上初のコマーシャルソングということだそうです。
アコーディオンの演奏に仕立てました。 2022年5月1日作成 <オルゴール版>

トスティ ラ・セレナータ
Tostiの歌曲からLa Serenata。とても心地の良い流れの曲です。
非常に音符の間隔が詰まったスコアなので、作成は音の長さを倍にして打ち込みました。
オーボエとピアノの演奏です。 2022年5月5日作成 <オルゴール版>

ウェバー 野に咲くばら
Weberの歌曲からIch sah ein Röschen am Wege stehn。
バラの季節ということで、間に合うように作りました。
フルートとハープの演奏です。 2022年5月12日作成 <オルゴール版>

シューマン くるみの樹
Schumannの歌曲からDer Nussbaum。
緑の美しい季節のために、オーボエとハープで作成しました。 2022年5月14日作成 <オルゴール版>
のばら
季節もどんどん暖かになり、バラの蕾も膨らみ始めています。
というわけで、季節にちなんで「のばら」を作成しました。
ゲーテの有名な詩によせたシューベルト(Schubert)とヴェルナー(Werner)の二編です。


のばら(シューベルト作曲)
この曲が一番有名かもしれません。いろいろなところでチャイムにも使われており、実は我が地方の朝にも流れていたりします。
軽やかで、ちょっと切なさも含まれたもので、シンプルで分りやすくもあります。

のばら(ヴェルナー作曲)
こちらも有名ですが、穏やかな雰囲気。

ともにオーボエとピアノの演奏です。

2022年4月15日作成
ショパンのマズルカ
涼風が吹くと何故かマズルカを思い出します。
ということで、旧作の気になる部分を修正して更新しました。



マズルカ Op.59, No.3 MAZURKA Op.59 No.3
マズルカ Op.50, No.3 MAZURKA Op.50 No.3
マズルカ Op.17, No.2 MAZURKA Op.17 No.2
君が代
日本国国歌です。
何故か今になって作ってみようということになり、手がけてみましたが、短くてほとんどユニゾンなのに、かなりの時間が必要になっています。
あるところでの必要に迫られての制作動機ではありますが、せっかくですから素材としても公開することにしました。
「音楽の素材屋さん」のMP3ページからダウンロードできます。
なお、今後も手直しするかもしれません。


君が代(日本国国歌)
Lacrimosa
Mozartのレクイエムの名曲
最後の曲としても知られていますが、その切ない感じがよく伝わる曲ですね。

随分と前にMIDIでこしらえていたものですが、MP3にするためにソフトウェア音源で仕立て直すことにしました。
ただし、Miroslavは起動ドライブを切り替えなければロードできなくなってしまい、今回はコンタクトプレーヤー3に付属の音源でやってみることにしました。
この音源は音の出だしがかなりゆっくりなもので、通常の演奏では発音しきれないなど問題があって、ほとんど使い物にはなりませんが、こうしたスローな曲ならばそれなりに雰囲気は出してくれそうです。



Lacrimosa (伴奏部分のみ)
Lacrimosa (ソプラノパートをアコーディオンで追加したもの)
Lacrimosa (アルトパートをアコーディオンで追加したもの)
Lacrimosa (テノールパートをアコーディオンで追加したもの)
Lacrimosa (バスパートをアコーディオンで追加したもの)

Lacrimosa (コーラスパートをアコーディオンで演奏したもの)
喜遊曲
モーツァルトのディヴェルティメントは爽快感があってMIDIで作るのも楽しく、初期の頃に作ったものが眠っている状態になっていましたので、これも新しい音源で演奏しなおして見ることにしました。
KV.136の第二楽章。
これの作成過程を公開してみようかというのが今回のページです。


インストゥルメントを配置しただけの、味付け前の音だとこんな感じです。
第1ヴァイオリンパートをある程度仕上げたもの。
第2ヴァイオリンを重ねてみる。
さらにヴィオラパートまで重ねてみる。

ディヴェルティメント K.136 第二楽章 完成版

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