フランクのヴァイオリン・ソナタ
この曲の「お散歩気分」が好きで、いつか自分でも作ってみたいと思っていた曲です。
しかし、コンピュータで作る音楽の中で、とりわけソロの弦楽器は難しく、SC-8850などの音源ではまずやる気にすらならないところですが、ソフトウェア音源でならそこそこ聴くに堪えそうなところまでできそうでしたので作ってみる気が起きました。

この曲をやる前に、イザイの「子供の夢」を作成したのですが、その時にはGARRITAN PERSONAL ORCHESTRAのインストゥルメントを試したものでした。

ソフトウェア音源として最初に手に入れたのはKontakt player3というもので、さまざまなインストゥルメントがバンドルされていて、その中にクラシックの楽器も用意されていましたが、弦楽器のソロのインストゥルメントは入っておらず、他のものもほとんど使えるものが無かったので、新たにガリタンを購入したのでした。(当時はMiroslavはまだ価格的に高価であったので、まだ手に入れる気にはならなかったのがこれを選んだ理由のひとつですが・・・)

GARRITANはこの当時、ヴァイオリンやチェロなどのソロ楽器だけをそろえた音源も販売するなど、当時としては意欲的な展開を見せていて、弓を上げたり下げたり(アップボウ・ダウンボウ)するときの音色の違ったものを用意してあり、それを演奏中にコントロールして切り替えることができるものです。(アップ、ダウンの切換えは発音されることのないキーボードの下の方の音符をトリガーとして使う・・・下の画像参考・・・ しかし、これだとMIDIデータとして他の音源ではその音も出てしまったりする不具合があって互換性はなくなってしまいます)


イザイの「子供の夢」によってそこそこヴァイオリンのソロの演奏も可能性を感じることができ、いずれこの曲にかかりたいと思っていましたが、それからずいぶん長い年月が経過してしまいました。 やはり、これはこれでかなり難しいところがあり、そう易々とは聴くに耐えるものができないだろうという思いと、コントロールして行く並大抵ではない苦労がそうでなくても重い腰をより重くしてしまいます。

やっと思い切って楽譜を拡げ、音符を置き始めると、意外にも楽しさに包まれることになりました。(音符を置き始めれは完成まで突っ走るしかないのです。故に余計に気が重くもなりますが)
ピアノは使い慣れてきたGalaxy Vintage Dを使うことはすでに決めてかかれましたが、ヴァイオリンをGARRITANで歌わせてみると、どうもしっくり来ない。
どのようにコントロールしようとしても(GARRITANはさまざまなコントロールが可能で、イコライジングなどでかなり音色を変えることができますが、それでも)イメージの音が出てこない。
そこで、Miroslavのインストゥルメントをロードして歌わせてみたところ、まずまずの雰囲気が出ることがわかり、今回はこれで仕上げてゆこうということになりました。

今回の映像は、ソフトウェア音源のプレーヤーを前に出して、その動きをご覧いただけるものです。




ピアノのVintage D、最初に作ったときにはStereo Widthは60%でした。
これは、クラシックの音場のデフォルトのセッティングで、ステージの中でピアノの音場を狭くしてより近いものに感じさせるように考えられたものですが、音が団子になってヴァイオリンとかぶってしまい、豊かな雰囲気を害してしまうので後に拡げてみた結果、透明度が増してより良い雰囲気が出せたと思います。
(そもそもサンプリング時にはマイクの位置は近いのですから、パンで音場を狭めたところで本当に求める音場とは違ってしまうのは当然で、その辺がDTMの限界とも言えそうです。)

ということで、こうした楽曲は映像のBGMとしての利用もしたいから作ったという意図もありますので、そんな動画もご覧いただければ幸いです。
なお、この曲の場合、さまざまな季節で使えそうですので、ここでは秋のシーンでしたが、いずれは別の季節のもので合わせてみたいと考えています。


シレーヌ 海の魔物
海は美しく、時に残酷で恐ろしくもあります。

ドビュッシーと海



ドビュッシーは一際海に関心を寄せていた作曲家で、すばり「海(管弦楽のための3つの交響的素描)Wikipedia」というものがあったり、オペラ「ペレアスとメリザンド」にも海の情景があったり、歌曲の中にも海に関係するものが見つかります。

ここで取り上げる「シレーヌ(ノクチュルヌ第3曲 Wikipedia)」もまさにテーマが「海」で、海の魔物を描くことで海の美しさと恐さを現し、海への憧れを残してくれました。

曲の構成



3本のフルート、2本のオーボエ、コールアングレ、2本のクラリネット、3本のバスーン、4本のホルン、3本のトランペット、2台のハープ、それに8人のソプラノ、8人のメゾソプラノのコーラスが加わり、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの弦楽パートの構成で、ヴァイオリンも第一第二の中でもさらに二手に分けられたり、チェロも場所によっては二手に分かれるようになっていて、コーラスも基本的にはそれぞれが4パートに分かれているので、コーラスだけでも16パート分あることになります。さらに奏法では弦楽器の「指板の上で弾く」音色が求められたりします。さらに、縦線をあえてずらすなどかなり難易度の高い曲と言えるでしょう。

MIDIデータ化の動機と道のり


この曲の海の情景は繊細で美しく、海の近くに住むものとしてはこの曲をMIDIで作ってみたいと一大決心をして挑んだのが2002年の秋口で、ちょうど夏が終わって物寂しさが戻ってきた海に心を合わせるように音を打ち始めたものでした。

当初はSC-8850でしか音源の持ち合わせがありませんでしたし、このようにたくさんの音がいっせいに流れるものの作成と再生は困難さが半端ではなく、ましてや望むような音色にすることはほとんど不可能に近い状態でした。 それでもなんとか最後まで仕上げてみて、できる限りの調製をし、できの悪さはあっても公開に踏み切ったわけでした。

近年、ソフトウェア音源を導入し、それに使い慣れてくるにしたがって、これまでの中からできの悪いものを順次手直しを始めていて、いよいよこの曲の手直しを試みることになりました。

当初は、最低限でもSC-8850のコーラスの不満さを何とかすることが目的になりましたが、いざ始めてみるとオーケストラパートも大規模に手直ししなければならないことになってしまい、トラックを複製してはソフトウェア音源をあてがい、調整するという作業にかなりの労力を使うことになりました。総トラック数も80チャンネルを超えてしまいました。

それでは、この曲のMIDIシーケンサーの画面をご覧ください。




エクスプレッションを見ると、あたかも本当の海のうねりのように、時にぶつかり、時に同期させていることが分ります。そして、細かに分けたコーラスが音をパートに受け渡しをおこなって、ステレオ効果も十分に考慮されて、さながら海に飲み込まれるような音の世界を作っています。

明るく憧れる海の彼方から誘う優しき響き。

誘われて乗り出す海の彼方。

海の誘惑。

突然の海の豹変。

誘われたものたちを飲み込んでしまう海。

何事も無かったかのごとく静けさの戻った海とその余韻。

「海は美しく、そして恐ろしい」
クラシック音楽をMIDIで作ってみよう!
クラシック音楽をMIDIで作ってみようとするときの手順を少し紹介したいと思います。
ここでは、マウスによる音符の入力による作成方法で、使用したシークェンサーは古くて機能が限定的なCakewalk Music Creator 4 という廉価なものですが、これでも十分に作業ができるものです。 他のシークェンサーも同じようなものですから、少し違うところもあるかもしれませんが、基本的には同じことをすると思います。

まずはシークェンサー画面。

譜面入力やらピアノロールやらテンポ入力やらイベントリストなど、さまざまな調節するためのウィンドウが用意されています。

まずはトラックとチャンネルの割り当て。

トラックに楽器を配置します。

次にそのトラックに出力先を設定して、音が出るようにします。
ソフトウェア音源を使う場合にはここでソフトウェア音源をロードする必要があります。

ソフトウェア音源のプレーヤーを表示してインストゥルメントをそのプレーヤーで取り込みます。(プレーヤーを表示させるには、この画面の場合にはトラック33をタップして、左側の黄色い枠をダブルクリックするなどします。)

次にシーケンサーのトラックの出力先を設定します。

ここでアウトプット、チャンネルを選択します。通常のMIDIデータとして作成したいときには、右側のバンクやパッチで楽器を選択します。

これで音が出る準備ができました。
いよいよ音符の入力ができるわけです。
音符を入力するために、楽譜を出さなければなりませんが、それは次の画像のように出します。

トラックを選択して表示から「譜面」を選ぶと出てきます。
譜面が表示できたら、いざ音符を置く作業を始めます。
今回は、チャイコフスキー作曲の「白鳥の湖」から、四羽の白鳥を参考にしてみます。


音符が打ち終わったら、必要なトラックを選択してピアノロールを表示させ、音符の長さ(デュレーション)、音の強さ(ヴェロシティー)、弦楽器や管楽器などで伸びた音の中で音の大きさを連続的に可変できるエクスプレッション(コントローラーの11番か12番(Miroslavの場合))が調節しやすくできます。
(音符の上を個別に一個一個右クリックしてプロパティーからも調節できますが、それはとても大変な作業になります。)


次にテンポを調節します。
クラシック音楽の場合には、特にこのテンポ情報が重要で、それらしくするための鍵になってきます。


数値でできると細かに調節が可能ですのでイベントリストの表示を参考まで。


こうして完成させていきます。
実際にMIDIシークェンサーを走らせた画面を参考まで。


白鳥の湖 第一幕冒頭のワルツ
チャイコフスキー作曲のバレエ音楽「白鳥の湖」から、冒頭のワルツ



※組曲版でも2 Valseで載せられていて、バレエ版と全く同じものです。

この曲はいずれ作るつもりでいました。
ただ、音符数も多く、ページ数も多い大掛かりな曲なのでなかなか手にすることができなかった。
しかし、近郊に白鳥(小白鳥がほとんどですが)が近年飛来してきて飛び回り、今年には1500羽を超える白鳥たちがやってきているのを見て、この白鳥たちがいるうちに「白鳥の湖」から何曲か作ってみる気が起きてしまいました。
そこで最初に手がけた新作は冒頭の幕開け部分の曲で、既に作ってあった序曲に繋げることをしました。
「白鳥の湖」序曲から冒頭の幕開けシーンMP3

冒頭のシーンも壮大で、これができれば次のワルツを作ってみたい衝動が大きくなったわけです。

打ち始めてみると、繰り返し部分がそっくりそのままコピペできるので、意外にとんとんと打ち込みは進み、仕上げに打楽器軍を入れて派手な音楽とすることができました。
なお、音はほぼソフトウェア音源であるMiroslav Philharmonikのもので、打楽器はSC-8850のものです。

チャイコフスキーのワルツも優雅で、この曲のほかにもActe II No.13 白鳥たちの踊りの1曲目として登場するワルツもお気に入りで、これは組曲版にないために、それが作りたくて高価なバレエ全曲版を購入する切欠にもなりました。

Acte II No.13 I Valse MP3


※飛び回る白鳥達と溜池でのシーン

チャイコフスキーの「白鳥の湖」から
チャイコフスキー作曲のバレエ音楽「白鳥の湖」から、Acte II No.13 V Pas d'action




この曲はヴァイオリンとチェロのかけあいが美しく、かなり自分のお気に入りの曲で、子守歌代わりに聴いていたものでした。
MIDIで作成してみたいと自然に思いましたが、MIDIの音源ではそんなにロマンチックな音が出ずに、苦労してピッチなどを弄りそれなりに仕上げていた記憶があります。 これ以上はいくらやっても音源がこれでは仕方がないという、諦めモードでずっと放置していました。
近年、そこそこ使えるソフトウェア音源が手に入り、色々とソロ楽器を歌わせてみた結果、フランクのヴァイオリンソナタでそこそこ使えそうな感じになれたので、この曲の手直しをする気になったのでした。


なお、最初のデータを作成したのは2001年で、最初に有名な「情景」を作り、しばらく後に数曲作成したのですが、それは例の911テロの後で、何もかもが空虚になってしまっていた時期に何かしたくて、音楽に逃れるような気持ちで音符にかかっていた記憶があります。


当初は組曲版のミニチュアスコアから、4曲目のScene(情景)として載せられているものからの打ち込みでしたが、エンディングが私の親しんでいたものとは違って、突然物寂しくポツンと終わってしまうものでしたので、自分で記憶を頼りにアレンジしたもので締めくくっていました。
その後バレエ全曲版のスコアを手に入れてあり(高価でしたが)、最近その中から作ったものが数曲でき、それをMP3で公開すると、どうしてもこの曲のできの悪さが気になってしまい、手に入れざるをえない心境になりました。


当初は全面的に打ち直すことを考えましたが、古いMIDIデータをシークェンサーにロードしてみて、ソフトウェア音源をあてがって演奏させたところ、そこそこ手直しが利きそうな感じでしたので、最後の部分を付け加えて仕上げることにしました。
作成時のワークファイルは残念ながら壊れたHDDの中に入っていて取り出せないため、MIDIデータとして残っていたものからでしたので、移調楽器をそのままのトラックに追加することは難しく、新たなトラックにセッティングすることで解決させました。
ただ、スコアに書かれている情報はかなり音の位置が違っていて、MIDIシークェンサーの上を半音上げたり下げたりしながら置いていったものです。

作ってみると、バレエ版のエンディングはちょっとお茶目で、デュオの踊りの後に大勢が取り巻いて出てくるシーンが想定されているような感じです。
ショパンの幻想即興曲
革命のエチュードが作成できたので、音符の多さがやや気にならなくなり、ずっと楽譜たちの間に挟まっていたこの曲のシングルスコアを引っ張り出して作成することにしました。



この曲の場合には縦にだぶる音が少ないので、譜面どおりの入力をおこなってみて、不都合が出たら分るつもりで入力を始めましたが、結果はト音記号とヘ音記号のシンプルなものになりました。

演奏されるのを聞くチャンスも多い名曲の一つですが、どのように味付けして行くのか? 初期状態でパソコンから流れる機械的な音楽を何度も何度も聞いてみて、テンポ、ヴェロシティーを味付けして行き、ペダルを入れてこんな感じに仕上がりました。
この曲もペダルが難しいので、革命のエチュードと同じようにハーフペダル、リペダリングを利用してペダル情報をドローしています。

なお、曲に似合うような映像を作ることもしてきましたので参考までに載せておきます。
これらはギャラリーページを中心に展示しています。


ショパンの「革命のエチュード」
ドラマなどでも盛んに使われたりする特徴のある曲です。




これは3段構成にしました。
左手が動き回り、右手は刺激的な音を叩いているわけですが、中心となる音はオクターブで刻まれていて、そこに内声が加わっているのですが、この内声を同じようなヴェロシティーにしてしまうと強くなりすぎて音が濁ってしまいます。
それを回避するために、内声だけを分けたやり方になっています。


そして、これのペダルはとても難しく、単に踏んだり放したりでは音が濁りすぎたりドライになりすぎたりしてしまいます。
そこで、ここでのやり方はエクスプレッションのようにドローしてしまうもので、ソフトウェア音源であるGalaxy Vintage Dの機能の中に「リペダリング」「ハーフペダル」があることを利用したものです。
MIDIデータとしては無駄にサイズが大きくなってしまいますが、音声データとしての仕上げが目的であるならば、こうした結果オーライも可能になります。


※なお、この動画をYouTubeにアップした途端に「著作権侵害」を申し立てられ、それの解除のために係争中となっております。
「画面を見てから物を申せ!」と言いたいところであります。
ドビュッシーの「雨の庭」
2018年の3月に作成したもので、音符がたくさんのピアノ曲を手がけ始める切欠になりました。




作成は4段としています。
これは、中心となる音の流れを取り出して調整しやすくするためで、感覚的な作業が効率よくできるようになります。


具体的には下に見えるピアノロール画面で、マウスでヴェロシティーを撫でて調整するときに、かぶった音をいちいち調整しなおす手間が省けることと、メロディーラインをより自分の好みに調節しやすくなります。


楽譜のとおりに打ち込めているのか? 判断を十分におこなう必要がありますが、難しい場合には、一度音符を楽譜どおりに置いたトラックを作ってしまい、それを複製してからそれぞれの余分な音符を削除するということも考えるわけです。
いずれにしても手間隙がかかる作業ではあります。
ワードプレスをぶっとばせ!
この手のページは、実は既にワードプレスを使ったものを用意して、そちらでする予定でしたが、そちらではあまり進展せずに、個別なコンテンツとしてもっと気軽に展開できるスタイルを望んでいました。

ブログだけなら既存の無料サービスを使う手もありますが、そこでは私の危惧が残ってしまうので実行しかねてしまいました。私の危惧とは?


  1. 個人情報を含むさまざまな情報を第三者に抜き取られる恐れ。

  2. いつ終了してしまうか分らない場所にデータを置いた場合、引越しが非常に大変になること。

  3. 広告などが勝手に貼られてしまい、自分の意図したものとは違った環境になる。


などなど。


そこで自前のブログの設置を試みるわけですが、既存の中ではワードプレスが多機能で柔軟性に富み、デザインもあらゆる試みが試されていてそれなりに新しい。
故に試してみる価値はあるということで、このプログラムが利用可能なサーバーに立ち上げて実際に使ってみたわけです。
そこで分ったことは次のとおり。

  1. インストールは簡単ではあるが、カスタマイズにはそれなりにHTMLやCSSのスキルが必要。

  2. 多機能であり、さまざまなプラグインの追加でかなりのことができるが、そこまでの機能は必要ではない。

  3. 常にセキュリティーに気を使う必要があり、手のかかる赤ん坊を背負ったような感じになる。

  4. ゴミくずのようなファイルがどんどん溜まってしまい、サーバースペースを不必要なもので埋めてしまう。

  5. 閲覧者にも不必要なトラフィックを強いてしまう恐れがある。

  6. データベースを使う必要があり、壊れた時の復旧がかなり難しい。

  7. 動作が重く、閲覧者にも失礼になるし、第一自分が書き込むのにもいちいち敷居が高い。

  8. 引越ししたくなった場合の困難さは言うに及ばず。


などなど、ちょっとコンビニで買い物したいだけなのに、そこに重戦車に乗っていくようなもので、自転車でも十分な場合が多い。




いずれにしても、今のホームページのスタイルはエンジニアの自己満足的な要素が多々あり、都合が良いように線路を引かれてユーザーは黙ってそこに乗って走るしかない状態になっています。
そもそも、自由なデザインによる個性は発揮しにくく、それをおこなうためにはプログラマーになれるくらいにコンピュータ言語に詳しくならなければ難しいでしょう。
ローカルで、自由にデザインできたものがそのまま反映できる方が圧倒的にユーザーにとっては敷居が低いはずです。
実際にそのように表示されるか? やってみなければわからないのでは、だんだんデザイン的な欲求を諦めてしまうでしょう。


というわけで、固定的でも十分なコンテンツの展示ができるスタイルを中心として、アクティブな要素が必要になるなら、CGIによる掲示板スタイルの、旧来からあるものでも十分にこの世界が楽しめるだろうという結論です。


しかし、広告を貼ると表示が遅くなってしまうのがどうにかならないものかと・・・。
このページのコンテンツ
MIDI Classicsは、クラシック音楽をMIDIでも楽しめる様に立ち上げたサイトで、当時としてはインターネットの中ではそれなりに楽しめたMIDIによる演奏の展示を中心にした、名曲アルバムの様にしたいと考えて、ギャラリーとして始めたものです。
やがて、素材としての利用の希望に沿う形でダウンロードして他サイトでもBGMとしての利用を可能にしたページを設け、その後、携帯電話の着信メロディーにオルゴールの音色が優しかったので、各携帯電話会社のファイル形式に合わせて変換して作ったものを公開してきたりもしました。
単にこれらは、インターネットの世界が楽しいものであってほしいのと言う願望から沸き起こってきた情熱に押されてのものです。

時代は流れ、今では動画すらも手軽に見ることができてしまうまでになりました。
音楽も本物がどんどん溢れて、おもちゃであるMIDIなど誰も相手にしなくなった感があります。
しかし、果たして捨ててしまっても惜しげがないか?改めて考えた場合、まだまだ可能性があるのではないか?と思い直す事にしました。
それは、高音質なソフトウェア音源の登場と低価格化により、本物とよい勝負ができそうなところまで来ていることと、今更互換性を考えてMIDIの規格の制約に囚われずに、音声データとして発信できる環境が整ったことに起因しています。

「自分の気に入った演奏や録音物の確保」
「著作権の全てが自分で所有できる喜び」
「データとしては副次的な可能性の保有」

これらの具体的な目的を刻むためのコンテンツの発信の場、それこそがこのページの目的になってきた訳です。
これまでは、MIDIデータを作ってみようかと言う、いわば「好き者」のための情報源として、ややマニアックな内容だけでしか成り立たないページでしたが、これからは動画を交えて、コンピュータで音楽を作る喜びと苦労を、備忘録としても刻んでみたいと思います。

【音景色】のネーミングの由来
元々、写真や映像の収録をしていて、音楽との親和性のあるものを探したりしているのですが、自分で音楽を作る苦労や経験を刻む場所に、音が作り出すものが景色として見えたりすることになぞられて、この場所の名前にすることを思いついたわけです。これはこのページの元の形としてスタートした、2001年頃の事でした。

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