チャイコフスキー「花のワルツ」
花が咲く季節になるとこの曲を思い出すことがしばしばなのですが・・・


オーケストラ版もやってみたいとずっと思っていますが、なかなか時間がとれずにいて、それでも何とかピアノ版では作ってみることができました。
音符を置いただけで分る作曲者
音符をただ置いただけでその曲が誰の作品であるのか分ってしまう作曲者の代表は、やはりベートーヴェンやショパン、モーツァルトといったところが直ぐに思い浮かびます。
特にベートーヴェンは音を出せればそれがベートーヴェンの曲らしく聞こえてしまう代表ではないかと思えます。
そして、特にピアノの場合にはMIDIで作ったものでもそれなりになってしまい、ベートーヴェンの曲を録音した音源との差異が少なくなってしまう可能性が高くなります。

ベートーヴェンは1770年に生まれ、1827年に没していますので、すでに全世界で著作権が消滅しています。
ベートーヴェンの作曲作品は現在では誰でも自由に演奏し、録音し、公開できることになっていて、それらをおこなっても権利関係に対する対価を支払う当てが消滅しています。
しかし、録音物などの音源にはそれを収録した時点で「演奏」「録音」などの、著作物に隣接した権利が存在するので、それらの音源を二次利用(収録した作品の本来の利用目的以外の利用)する場合には、音源の所有者に対して「原盤の二次利用の許諾」と使用料金の支払いが必要になることがあります。

しかし、これらの権利への理解がいまだに低いらしく、ネットなどの動画などに使用して公衆送信をおこなってしまい、権利の侵害をしてしまうケースが後を絶たないようです。

YouTubeやFacebookなどの動画を扱えるサービスでは、こうした権利の侵害に対してシビアになってきていて、動画に含まれる楽曲を自動的に判定して、著作権の侵害が無いかどうかを抽出する試みをおこなっている様子です。
しかし、これらのプログラムはまだまだ正確さに欠けているらしく、当サイトの作品でもしばしば著作権(正確には音源の不正使用)の侵害を疑われてしまうことを経験します。

特にベートーヴェンのピアノ曲は良く「引っかかる」様です。
それは上記に記した様に、音符を置いただけでもベートーヴェンと分るシンプルさ、コンピュータで作ったものと生演奏との差異が少ないことが原因となっている可能性があります。
もちろん、生の演奏と見間違えるほどのものであれば、それはそれで作ったものとしては冥利に尽きるとも感じるわけではありますが、人間が一度聴けばそれぞれが違うものであることは歴然と分るであろう程度ではあるだろうと思えるわけです。

YouTubeでは、最近になって判定プログラムが進化したのか、はたまた著作権侵害に対する申し立てに対しておこなったカウンター異議申し立ての数の多さからか、ほとんど申し立てられることがなくなりました。(もっとも、これらを収益化した場合にはより厳しく申し立てられる可能性は高いとは思われますが。)
Facebookでは最近になってより厳しくなってきました。
疑いがあるものはその場で即ミュートしてしまい、解除には異議の申し立てをおこなった後に、権利者を名乗る者の調査が行われるまで待たなければならなくなりました。
しかし、これらが事実誤認であった場合の謝罪等は一切ありません。
これは逆にこちらの作品に対する「著作権の侵害」であり「名誉を毀損する行為」であるので、こうした不義はけしからんと思うわけです。

現在の判定プログラムが著しく発展を遂げて、音源の識別の精度を格段に上げる必要があり、そうすることによってインターネットの自由度の担保を約束して行かなければ、この世界が一定の勢力によってコントロールされてしまう恐れを強く抱いているところです。

良く誤判定されるベートーヴェンのピアノ曲のMIDIシークェンサーの動作画面を載せておきます。
リャードフのワルツをオルゴールで
最近作成した新作、Liadovの3つの小品 Op.57 No.2のワルツを、オルゴールの音色にしてみたところ、より可愛い雰囲気になってたので動画にもしてみました。
これ用に新たに映像の収録も検討中です。

リャードフのピアノ曲(新作音源)
LIADOV作曲の3つの小品 作品57から第一曲目を作成しました。
清らかで美しい流れを感じる曲です。
Liadov, Trois Morceaux 1. Prelude Op.57 No.1


Liadov, Trois Morceaux 2. Valse Op.57 No.2

トランペット・ヴォランタリー
ジェレマイア・クラーク(Jeremiah Clarke, 1674年 - 1707年12月1日)作曲の『デンマーク王子の行進』
トランペット・ヴォランタリーという通称で親しまれている曲で、結婚式などで良く使われているそうです。
教会の中で晴れ晴れしいシーンを演出するときにまさにぴったりといった感じの曲で、お目出度い場所には持って来いの明るい曲ですね。

今回はパイプオルガンとトランペットによる演奏に仕立ててみました。
作成音源はMiroslav Phill Harmonikです。

MP3のみでの公開ですが、「音楽の素材屋さん」からダウンロード可能です。




新規に作成したMP3ファイル
重い編集作業が重なって新規の楽曲の作成がなかなか手に付かなくなっていますが、旧作からのMP3化と、新作の1曲の公開ができましたので紹介も兼ねて・・・

J.S バッハのハープシコード

メヌエット BWV114, 115
これは、アンナ・マグダレーナ・バッハのためのクラヴィーア小曲集の中に含められたもので、作曲者はC.ペッツォルトとなっています。
BWV Anh.114(ト長調)とBWV Anh.115(ト短調)の二曲をくっ付けてオルゴールの音色のMIDIで公開していたものをハープシコードのソフトウェア音源で演奏させたものです。
かわいらしいメロディーは誰でも聞き覚えがあるだろうと思います。

六つの小さなプレリュード I II BWV933, 934
これもオルゴールの音色でMIDIで公開していたものをハープシコードのソフトウェア音源で作成しなおしたもです。
派手なIと緩やかなIIを繋げてあります。

「主よ人の望みの喜びよ」
これもやはりオルゴールの音色でMIDIとして公開していたものです。

新作
ジェレマイア・クラーク(1674-1707)作曲の『デンマーク王子の行進』
通称「トランペット・ヴォランタリー」として、パーセルの作曲とされていたものです。
トランペットの華やかな音色からか、結婚式などのお祝い事で演奏されることが多い曲らしいそうです。
今回はトランペットとパイプオルガンの音色で作成しました。
教会の中でそのようなシーンで流れるとぴったりな印象かもしれません。
さくら横ちょう
中田喜直 作曲の「さくら横ちょう」
賑やかに咲く花の中に吹き抜ける冷たい風が頬を撫でていくような曲ですね。
著作権が残っているので当サイトではデータでの公開はできませんが、このような日本の美しい曲をMIDIで作っておきたいと思うことがしばしばです。
戸津辺の桜 ベートーヴェン「悲愴」第2楽章
福島県の南の縁の方にあたる福島県矢祭町には「戸津辺の桜(とつべのさくら)」という1本の大きな桜の木があります。
樹齢600年を超えるエドヒガンザクラで、福島県では一番先に咲くそうです。
丘の上にあって、眼下には水郡線が走り、この桜と列車の画像を求めて写真を撮る方もたくさん見られます。場所はこちらを参照

MIDIとしてはベートーヴェンで私が最初に手がけた曲で、映像を納める前から手元にありましたが、この桜の映像を編集していて、BGMにこの曲を付けてみたところ、ぴったりな雰囲気に感じたのでした。
いつもこの桜の咲く季節に、この桜の元にたむろして、しばらく時の流れを楽しんでいると、なぜかベートーヴェンのこの曲が胸に流れてきたりします。




MIDIを作る場合、先に音楽ができていて、その曲に合わせてイメージした映像を収録に行くこともありますが、先に映像を収録してそれに合わせた曲を探す場合もあります。
いずれにしても、ともにたくさんのストックが必要になる作業ではあります。
ベートーヴェンの月光
ベートーヴェン作曲のピアノソナタ 第14番 嬰ハ短調 作品27の2「月光」(Wiki)
この標題が付けられていますが、ベートーヴェン自身にはそのような意図は無かったようです。
でも、この第一楽章のムードからすればこ標題が妥当な感じはします。

私自身、実はベートーヴェンにそれほど関心があるわけではなく、この曲もドビュッシーのものと対比させたいと以前から思っていたのですが、実はドビュッシーの「雨の庭」やショパンの「革命のエチュード」など、音符数が多くて速いテンポの曲の打ち込みに慣れてきて、その流れで「悲愴」の第3楽章をやり、その延長でこのソナタの第3楽章がしてみたくなって作ったのがきっかけでした。
ですので、まず先に第3楽章ができあがり、続いて第1楽章を作り、結局最後に第2楽章もして、このソナタを閉じるまでしてしまうことになったわけです。

作ってみればベートーヴェンはやはりベートーヴェンの音楽にはなるようです。


第一楽章 Adagio sostenuto 2/2拍子 嬰ハ短調 (YouTube)
第二楽章 Allegretto 3/4拍子 変ニ長調 (YouTube)
第三楽章 Presto agitato 4/4拍子 嬰ハ短調 (YouTube)
全楽章連続演奏

今日の月齢は13.5です。
まもなく満月になるところで、この記事を書きたくなった次第でした。
ドビュッシーの「月の光」
月を題材にした曲は実はそれほど多くは見つからないかもしれません。
しかし、とても有名になっている曲はあります。


ドビュッシー作曲「月の光」


ベルガマスク組曲の第3曲として作曲されたものですが、この曲だけがあまりにも有名になり、単独での曲としての扱いをされることが多いのですが、8分の9拍子の基本三拍子の丸さの中に滲ませるかのような響きが印象的な曲ですね。(Wiki)

「月の光」(オーケストラアレンジ アンドレ・カプレ+Windy)


これは管弦楽版なのですが、編曲はドビュッシーの友人でもあった作曲家のアンドレ・カプレ(Wiki)によっておこなわれました。近年ではストコフスキーやカイエなどの版もあり、私はカイエ版が好みです。残念ながら編曲著作権がありMIDIにしても公開できないことと、そもそも楽譜が手に入りませんので、ずっと暖めていたものでした。 アンドレ・カプレの譜面が手に入り、それを元にMIDIを作ってみたのですが、イメージとは少し違ってしまったために、私自身がこれのアレンジを加えて仕上げたものがここにあるものです。(YouTube)

なお、「月の光 Clair de lune」の名のついた楽曲はドビュッシーには3曲あり、このピアノ曲の他に2曲の歌曲があります。これはポル・ヴェルレーヌの詩につけられたもので、同じ詩にフォーレも歌曲を作っています。(YouTube)

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